■ [暦] 祝日法改正案について
すでに旬を過ぎた話題ですが、MSN産経ニュースの2月14日付の記事「祝日法改正案、今国会にも提出 ○○地方のGW、あれ!?来週だったによりますと、
観光が集中する5月の大型連休の分散化を図ろうと、地域ごとに異なる時期に大型連休を取得する「祝日法改正案」が、今国会にも提出されることになった。憲法記念日など記念日自体は変えないが「○○地方は5月第2週に取得」などと定めて、その地方では最低限、官公庁や公立学校は休みになる仕組み。(以下略)
とのことです。
実は、最初このニュースを聞いたときには、祝日そのものを地方によって変えてしまうものと早合点してしまい、「さすがは民主党、各地方を国家として独立させるための第一歩か?」と思ってしまいました。しかし、記念日自体は変えないとのことで、まずは一安心。この期間中の祝日は実質的に昭和天皇記念日である「昭和の日」や言わずと知れた「憲法記念日」があり、百歩譲って例え日本が連邦制国家になったとしても連邦レベルの祝日になるべき祝日であり、地方ごとに別の日にすることなど日本が日本国である限りは考えられません。
しかし、現実に今回の祝日法改正が実施されたら、実業界や経済界を中心に大きな不便が生じるものと思われます。長期休日の時期が地方ごとに異なると、異なる地方の事業所同士の活動に支障が出るのは明らかです。もしかすると法改正の目的は地方のブロック経済化にあるのではないか、と勘繰りたくなってしまいます。いかにも社会党的な発想というか、別の意味での日本解体の意図がないかが気になってしまいます。
こんなことに血道をあげるくらいなら、真正面からILO条約132号の批准を推進した方がよっぽど労働者の利益にもなると思います。
履歴
- 初出:2010-02-28