旧日記を取り込む作業を通じて感じたこと

旧日記の過去記事のうち、残しておきたい記事を当日記に取り込む作業をようやく終えたところです。旧日記にも開設日以前にすでにあった記事を移転し過去日記として取り込んだものがあり、最も古い記事は2000年に初出でした。2000年といえば、当たり前ですが22年前。当時存在していたリンク先であっても、リンク切れになっているものがかなりありました。Yahoo!ジオシティーズのサービス終了に伴ってリンク切れになったサイトが意外と多く、個人サイトの終焉を感じさせるものでした。ニッチな情報が多かったので改めて惜しまれます。あとはドメインが売り飛ばされてしょうもないアフェリエイトサイトに化けてしまっている例もあり、こういうのは物悲しい気分になります。

あと多かったのはディレクトリ構造の変更に伴ってリダイレクトされる例とhttpからhttpsへの変更に伴ってリダイレクトされる例です。これはリンク切れとは違うのですが、余分な一手間が生じるのと、リダイレクト設定がいつまで保持されるのかがわからないためついでに修正しました。

何れにしても、個人サイトや個人ブログの隆盛と衰退を経て現在の状態があるわけで、過去記事のメンテナンスには感慨深いものがあります。40代、50代の頃はこういう事を考えていたのかと過去の回想につい浸ってしまい、60代になって随分と過去に目が向くようになったものだと思います。人生の風景もどうやら北海道の11月上旬の景色に似て来たようです。