嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)足すと皆殺し(37564)?

2015年11月20日付け産経ニュース記事「『嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)足すと皆殺し(37564)』 女性教諭、算数授業で『不適切』語呂」によると、

神奈川県藤沢市の市立滝の沢小学校で、女性教諭(40)が算数の授業の際に「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと皆殺し(37564)になる」とする語呂を読み上げて電卓の使い方を教えていたことが20日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は「不適切な指導方法だった」とし、保護者説明会を開いて謝罪する。

産経ニュース記事「『嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)足すと皆殺し(37564)』 女性教諭、算数授業で『不適切』語呂」 より

とのことだが、私自身は普段からこのくらいの汚い表現には小学生のうちに慣れておいた方が良いと思っているので、正直言って何が問題なのかが分からない。

近頃は綺麗ごとで子供を育てようとする風潮が目に余ると思う。このくらいの表現で免疫を作っておかないと、高校生くらいになってから左右両翼の発する過激な表現を新鮮に感じてしまい、かえって引き付けられてしまわないか心配である。

本例に限って言えば、皮肉や毒のある表現を飼いならすためには、小学4年生という発達段階に照らして適切な量の毒を含んだ表現として容認できる。

ちなみに、私がディズニーを嫌いなのも、綺麗ごとの集大成のような気がするからだ。