日本の“リベラル”の方が異常という指摘は至極当然

2015年8月27日付の日経ビジネスオンライン「“恩知らず”の韓国」に次のような一節があった。

鈴置:保守の中の、ヴァンダービルド氏のような親米派は「反対」を唱えます。でも保守の中にも親中派がいます。彼らの中には「賛成」と答えた人が多いと思います。

一方「進歩層」――韓国のリベラルの中には独裁政権である中国に警戒感を持つ人もいます。彼らは反対に回りがちです。

――変な感じがします。

鈴置:日本人が見ると奇妙かもしれませんね。でも、それは日本の感覚がおかしいのです。日本のリベラルを自認する人の相当数が、独裁国家で膨張主義の中国を一切批判しません。

安保法制に関する議論でも「戦争ができる国、日本」を非難しても「中国の脅威」には触れません。日本の“リベラル”の方が異常なのです。

日経ビジネスオンライン「“恩知らず”の韓国」 より

日本の“リベラル”の方が異常という指摘は至極当然だと評価するが、これを日経の編集委員が言ったことが大きい。日経といえば朝日と同じくらい左で中国に甘い、と言われていた時代からすれば隔世の感があり、感慨深い。鈴置氏がこういうことを言っても大丈夫なくらいには時代が変わったのだろう。

繰り返す。安保法制に関する議論でも「戦争ができる国、日本」を非難しても「中国の脅威」には触れない日本の“リベラル”は異常である。彼らが日本国に対して戦争が出来ないように縛りをかけたい目的はおそらくただ一つ。何時でも中華人民共和国が日本を侵略できるようにして戦争を呼び込むことであり、外患誘致を厭わないほど日本を憎んでいるとしか思えない。

そう考えれば、SEALDsに参加した女性が国会議員に対して「てめーの身体のすべての穴に五寸釘ぶち込むぞ」と発言したとされることも納得できるし、2015年7月25日付の産経ニュース記事「【政界徒然草】国会前デモに集まるヘイトな人々 「あなた公安でしょ?」 記者はマスク姿に詰問され…」にみる、産経新聞の記者を公安警察と誤認して警戒し吊し上げた参加者の反応も納得できる。彼らは自分たちの活動が公安に警戒される「破壊活動」であることに自覚的であり、破壊活動こそが彼らの目標に他ならないのだ。