左翼を標榜する方々への疑問

有事法制と憲法改正になぜ反対するのだろう?

有事法制の整備と憲法9条の改正には、有事の際に防衛力として軍事力を有効に使うためという目的があるのは言うまでもないが、その一方で無軌道な軍事力の行使を不可能にする効果もある。それを無視して何も法的整備をしないのであれば、一朝有事の際には超法規的な行動を強いられる。左翼の人たちは、自分たちが政権を奪取した暁には超法規的に軍事力を使いたいから有事法制にも憲法改正にも反対しているのだろうか?

国民という概念を教育することになぜ反対するのだろう?

教育基本法の改正に際し、「国家が教育をとおして国民をつくる」として反対しているが、国民という概念を国家が教育せずにそれぞれの家庭に任せていたら、国民意識ではなく民族意識むき出しのまま育ってしまわないだろうか? 大和民族の出身であろうが、アイヌ民族の出身であろうが、琉球民族の出身であろうが、韓民族の出身であろうが(以下略)、日本国民である限り、互いの日本人としての存在を尊重し、日本国への帰属意識を共有し、日本国民として然るべき社会生活を送るように教えるのが教育の役割ではないだろうか? 国民意識の形成をあえて妨げる目的に、反大和民族を旗印にした民族対立を煽る意図があるのだろうか?

結局、彼らが望むものは何なのか?

結局、左翼が望んでいるのは政権奪取の際に軍事力を超法規的に使用すること、そして反大和民族を目的とした民族対立のような気がしてならない。