Maple Leaf Diary -楓葉日記-

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2004-06-22 (Tue)

Updated: 2006-09-11 23:58 by Kaoru Norimoto

[音楽] 音程の数え方

音楽用語で、音程を表す言葉に1度、2度、……、8度、9度、……というものがある。同じ高さの音は(完全)1度、オクターブ隔たった音は(完全)8度という。つまり、原点は0ではなく1である。楽典をよく知らないうちは、原点を0にして同じ音(同度)を0度、オクターブは7度にすれば計算が楽なのに、原点が1であるがために完全8度+長3度=長10度になったり、完全8度+完全5度=完全12度になったりするのは分かりにくくて鬱になってしまったものだ。しかし、はたと気が付いた。もし8度が7度になったら、オクターブがセプターブになってしまう。ちょっと嫌な気分。やっぱりオクターブはオクターブの方がいい。原点が1なのはこの際我慢しよう、と考えたのだった。

[PC] HP200LXの電卓機能

キーワードを漁っていたら、ポーランドからRPNというキーワードに到達した。RPNというとhp(ヒューレット・パッカード)社の電卓が有名である。実際に、HP200LXはRPN(逆ポーランド記法)による電卓機能を持っていた。これがなかなか便利なのを思い出した。以下、当時を回想して書くので、誤りがあったらご勘弁を。

電卓というものは多項式の計算が苦手である。例えば、(5+6)×(2+7)=99という計算一つとってみても、普通の電卓なら5、+、6、=、M+、CE、2、+、7、=、×、MR、=というようなキーストロークになるだろう。HP200LXを使っていたときは、5、enter、6、+、enter、2、enter、7、+、×というキーストロークで答えが出たように思う。自然言語で書くと、5と6を足したものに2と7を足したものを掛ける、ということになる。RPN電卓でのキー操作の順番と自然言語による記述の順番が良く似ている。慣れると多項式の計算にはRPNの方が便利だ、というのは思考の順番に忠実に出来ているからなのかも知れない。括弧などという面倒なものは忘れても良く、言語による記憶の順番に忠実にキーを打てて、スタックが見える安心感があるので、HP200LXの電卓を使う際は何時の間にかRPNモードで使うようになってしまっていた。

しかし、これを人前でやると、大抵奇異な顔をされる。どうして正解が出るのだ? と狐につままれたような反応をする人が多い。また、ちょっと分かっている人だと、良くて「このオタク野郎」、下手すると、「お前は本当に医師としての適性があるのか、この技術屋くずれが。」という反応をする人も居る。あまり良い結果を生まないのが常であった。

そう言えば、APLというのもあった。こちらはベクトルやマトリックスを便利に扱えるので、1980年代には重宝したものだった。この言語も優先法則という面倒なものを取り除いた使いやすい記法だった。

こんなことばっかりやっているから、学生の時はともかく、社会人になってからは周囲から浮きまくりである。医療の世界は決して理系ではなく、エンジニアリングを嫌う人も多いようである。



平成16年4月11日開設
平成17年4月17日移設
乗本 knorimoto
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