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Maple Leaf Diary -楓葉日記-

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2005-04-04 (Mon)

Updated: 2005-04-20 06:27 by Kaoru Norimoto

[国際] 最近の日韓の対立について

最近の日韓の対立であるが、これもお互い国益を追求し自国の将来にとって良かれと思う道を歩む過程での必然的な衝突の一コマに過ぎないと強く思う。

今後東アジアの覇権国家となるのは間違いない(もうすでになっているが)中国を挟んで、アメリカと組んで中国を牽制するしか生きていく道のない(そして中国と多少対立しても生きていける)日本と、日米に対抗しようという中国の誘いに乗らないと生きていけない(従って自分からわざわざ北朝鮮にコントロールされてしまう)韓国の立場の差が明確になってきただけのことである。

4月1日付の朝鮮日報は言う。

実際、韓国が日本の常任委員会進出阻止に乗り出す場合、韓国は中国と手を結び、米日同盟と対立する外交前線が形成される。米国は長期的な中国けん制の布石として、日本とインドの安保理進出支持の立場を早くから明らかにしており、中国は日本の常任理事会進出を阻止するため、内心は韓国は味方になることを期待してきた。

その通りであろう。もう道は分かたれたのであり、韓国とこんな形で仲違いしたくないという個人的な感情はこの際抑えておいて、ここから先はお互い自国に有利になるように全力を尽くすだけのことである。

それにしても、韓国人の訪日が伸び悩んでいるのは分かるが、日本人の訪韓が減っていないという4月3日付の朝鮮日報の記事は理解に苦しむ。韓国にとっては死活問題でも日本にとっては余裕だと言っていられるほど日本は強くないし、それをするには中国と米国を挟んだ日韓関係はどうしようもなく変わってしまったと思うのだが。

[鉄道] JR東海会長の中国警戒論と「のぞみ」と言う列車名

葛西敬之・JR東海会長が、27日付の読売新聞紙上で、いわゆる中国脅威論を展開した、とのJR東海会長、読売新聞で「中国脅威論」を展開 2005/03/27(日) 20:26:19の記事であるが、こうした論自体は決して珍しいものではない。氏の発言として伝えられる「中国の狙いがアメリカを排除した共同体構想に日本を引きずり込み、良好な日米関係に楔(くさび)を打ち込むことにあることは、想像に難くない」との発言内容も特に耳新しいものではない。

ところで、JR東海と言えば新幹線。その列車名である「ひかり」、「こだま」、「のぞみ」であるが、「ひかり」、「こだま」の時はともかく、「のぞみ」の時は、当時すでに中国に新幹線を売る話があったと言うのに、何故中国の神経を逆撫でするような列車名を1度ならず2度もつけるのか、とその時はすごく不思議に思った。というのは、「のぞみ」という列車名が付けられたとき、中国が予想通り不快感を表したのである。歴史を遡れば、「のぞみ」も「ひかり」も往年の鮮満連絡特急の列車名。中国が不快感を表明しない方が不思議だ。

しかし、JR東海が今回のような認識を早くから持っていて、中国に新幹線を本当は持っていきたくないと考えていたのなら、「のぞみ」という列車名を回避しなかったのも納得できる。「のぞみ」という列車名の持つ意味は存外重いのかもしれない。



平成16年4月11日開設
平成17年4月17日移設
乗本 knorimoto
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