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Maple Leaf Diary -楓葉日記-

過去の日記
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2005-03-08 (Tue)

Updated: 2005-04-20 06:33 by Kaoru Norimoto

[雑事] 冬場のアイス

宿泊人間ドックの方に出す食事にアイスクリームを付けたところ、「冬のアイスはいただけない」との意見を頂いた。しかし、病院の中は暖房が25度にセットされているので冬の札幌で一般的と思われる暖房の温度に近い。札幌では冬季もアイスクリームの需要期*1であり、私自身の感覚としてもアイスクリームは冬に暖房の効いた室内で食するものであった。そのため、暖房が効いているところでアイスクリームを出すことに違和感が全くなかったのであるが、当地は関東の武州であることを失念していた。いくら暖房が25度まで効いていても、ここでは冬にアイスを食べる習慣はないのだ。

*1 冬季もアイスクリームの需要期:あくまでも暖房あってのことであり、いくら何でもkanonの栞みたいに冬に外でアイスクリームを食べる気にはならないが……。

[鉄道] 寝台列車について

私の幼少期は、帰省するのも引越しするのもみんな寝台列車でした。記憶にある人生最初の列車は4歳の時に乗った急行「出雲」の10系の3段式寝台ですし、6歳で北海道に渡ったときは「ゆうづる」の20系の3段寝台でした。その後も特急化後の「出雲」、「いなば」、「サンライズ出雲」、「だいせん」、「銀河」、「あさかぜ」、「はやぶさ」、「あかつき」、「彗星」、「はくつる」、「北斗星」、「オホーツク」、「北陸」、「あけぼの」の寝台のお世話になりました。そのため、寝台列車にはことさらに愛着があるのは間違いありません。

しかし、趣味的な場合を除けば、寝台に乗る意味があるのは

  • あらゆる交通手段を駆使しても、目的地にその日のうちにたどり着けない場合
  • あらゆる交通手段を駆使しても、日付けが変わってから出発したのでは間に合わない(遅刻してしまう)場合
  • 寝台以外のその他の設備あるいは鉄道以外の交通手段では睡眠の質に問題が出る場合

の全てを満たさないといけません。

前回、大阪の上本町で行われた総合健診医学会に出席する際に急行「銀河」のA寝台を使ったのも、

  • 武蔵溝ノ口を22時40分に出発するのが精一杯であった
  • 翌朝6時に出たのではシンポジウムに間に合わない
  • B寝台や夜行バスに乗ったのでは次の日に眠気が残り、学会場で眠ってしまいかねない(それでは学会に出席する意味がない)

と上記の3条件を満たす解が急行「銀河」のA寝台だったからに過ぎません。もし学会以外の出張で大阪側の目的地が上本町ならば、名古屋まで別の方法で行って名阪間は近鉄を使ったことでしょう。

しかし、私の例はかなり特殊な条件が重なっただけです。多くの場合は寝台列車の利用はおろか、夜行列車の利用そのものが検討対象にもならないでしょう。よしんば夜行を利用するのが合理的な局面でも、夜行バスという強敵があります。寝台列車の未来は余り明るいものではなく、縮減傾向にあるのは止むを得ないことだと思います。国鉄から承継した経年の高い車両が使えなくなった時、後継の車両を作ってもらえる列車がどのくらいあるか……。

1両の定員が34名だとして、乗車率が平均30%なら寝台料金による収入は年に2200万円くらいになるでしょう。これで寝台車両を新造して、果たして諸費用を賄ってなお減価償却が可能か、疑問に思ってしまいます。「トワイライトエクスプレス」や「カシオペア」のような列車だけではなく、「サンライズ出雲・瀬戸」のような実用的な夜行列車にこそ走りつづけて欲しいのですが……。



平成16年4月11日開設
平成17年4月17日移設
乗本 knorimoto
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