Maple Leaf Diary -楓葉日記-

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過去の日記
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2004-07-02 (Fri)

Updated: 2005-04-23 14:42 by Kaoru Norimoto

[はてな] 過去日記

はてなダイアリーだと、0000年00月01日のような、実際にありえない日付の過去日記が書けるわけですが、余り妙な日付にするとcalendar2モジュールに表示されなかったり、キーワードリンクが発生しなかったりするみたいですね。このような日付を100の質問やプロフィールに利用しているユーザーは多いと思いますし、私もそうして来たのですが、確かに生まれる前の過去日記というのも変な話ですし、仕方ないのかな……。

以上のように思っていましたら、はてなでサポートされている過去日記は1000年01月01日以後のものであることが判明。記事を移動しましたところ、無事にキーワードリンクも動作しました。やれやれ……。これに伴い、一部のはてなダイアリークラブ(100の質問、ご当地チェック)の登録も修正しました。

[PC] 1991年からノートラブルの筐体

6月30日の話になるが、メインマシン(DELL Precision 330)が今年二度目の熱暴走を起こして停止した。調べると、二つあるケースファンのうちCPUに近い方が駆動しなくなっていた。9cmファンなので、手持ちがあるかと心配したが、何とか1個調達できたので即座に交換。3年間の保障期間はぎりぎり残っていたが、面倒なので自分で修理した。

この手のトラブルには何度も遭遇しているのだが、運用中の6台のPCのうち、1991年に購入した一番古い筐体を使っているPCは、筐体と電源に限って言えば2004年の今に至るもノートラブルである。もとをただせば、この筐体はDTKという台湾の互換機メーカーの製品の筐体で、マザーボード交換を繰り返して生き延びている。AT電源を搭載したケースなので、マザーボードが入手困難になっていて先行きの不安はあるが、何時まで使いつづけられるか楽しみである。

[ゲーム] リニューアル版痕で楓が受けた打撃

柏木四姉妹のキーワード化をきっかけに、長年疑問に思っていたことを思い出してしまった。リニューアル版痕−きずあと−の新設定で、四姉妹と耕一の中にそれぞれ宿るリズエル、アズエル、エディフェル、リネット、次郎衛門の記憶は山神(実はヨーク)が後付けで追加注入したものである、という設定がある。この設定が山神シナリオだけでなく本編でも有効だとすると、楓はエディフェルとは別人格であるという主張に説得力が増してしまう。楓≠エディフェルなのだから、楓は耕一のことなんかあきらめて自分というものを持つべきだ、と主張する者が従来から千鶴ファンの中に見受けられたが、原作者までもが、楓は本来エディフェルの転生ではないという解釈に転じたのか、と思えてならなかった。確かに原作者自身のサイト(BUNGLE BUNGLE)で、原作者自身が「楓というキャラクターはいまだに謎で、正直自分でもつかみきれていない部分が多い」と言っていたのも気になるところである。

楓シナリオの核は楓がエディフェルの転生であることで初めて成り立つものであり、エディフェルの人格と楓の人格が連続で無いと楓シナリオは力を失ってしまう。古典的な輪廻転生を否定し、楓に近代的な意味で自立した人格を要求してしまうと、あのシナリオは全くの茶番になってしまう。楓は楓としてエディフェルの呪縛を振り切って自立しろ、ということを言う向きがあるが、そんなに楓がエディフェルであってはいけないものだろうか。エディフェルの人格がそのまま楓であって何処が悪いのか、そんなに近代的な自立した人格が至上の価値なのか。楓ファンとしてはそう思うわけである。 以上のように考えると、リニューアル版で存在価値を一番脅かされたのは楓であると言えるのではないか。前世の記憶が絡む点では初音シナリオも同様であるが、このシナリオはリネットの記憶は記憶として、初音がリネットと別人格でも十分成立するし、むしろそれで良いのだ、というシナリオである。楓シナリオはそうではない。楓がエディフェルそのものでなければ茶番になりかねないシナリオである。

そう考えると、リニューアル版に失望して筆を折ったSS作家の中に、楓に思い入れが強い人が多いのもうなづける。楓SSで積み上げてきた世界が原作者自身に崩されてしまったとあってはショックは大きい。リニューアル版登場後、楓信者が一番ダメージを受けたように見受けられる理由は、その辺にあるのではなかろうかと愚考する次第である。

……しかし、今更このような古いゲームを回想した上に、その感想をウェブに晒す価値も無いだろうし、仮想人格に過ぎない柏木楓というキャラにそんなに入れ込んでいるのを晒してしまったのは不味かったかもしれない。しかし、書いてしまってから後悔しても手遅れである……。



平成16年4月11日開設
平成17年4月17日移設
乗本 knorimoto
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